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焼き芋はここから生まれた!サツマイモの歴史と名物料理!

子どもから大人、おじいちゃんおばあちゃんまで、日本で昔から愛されてきた「サツマイモ」。

今では焼き芋やスイーツなど、おやつとしても料理の一品としても普段何気なく食べているサツマイモですが、

どこからやってきたのか

名前の由来は何か?

皆さんはご存知でしょうか?

この記事ではサツマイモのルーツを探り、サツマイモが日本に伝わった歴史と、昔から愛されるサツマイモを通じた食文化についてご紹介します。

サツマイモはどこからきたの?

サツマイモは、メキシコ南部からペルーにかけての熱帯アメリカの地域で、紀元前800~1000年前から中央アンデス地方で栽培されていたと言われてます。

この辺りの地域では紀元前200~600年に作られた、サツマイモをかたどった土器も見つかっています。ペルー北海岸のあたりで栄えたモチーカ文化のものです。

この地城にはサツマイモが属しているヒルガオ科のいろいろな野生植物があるのですが、日本の研究者が形態や染色体の数、遺伝的性質などから研究を重ね、トリフィーダ という植物種が祖先種であることを解明しています。

トリフィーダが、長い期間に、他の野生種と交雑したり、突然変異を起こしたりと多くの変異を生じ、その中から人為的に選抜されて現在のサツマイモが誕生したとみられています。

その後、15世紀にアメリカ大陸に渡った探検家コロンブスによってヨーロッパへ持ち帰られましたが、ヨーロッパの気候は涼しすぎるため、サツマイモと合わずサツマイモ栽培は中々広がりませんでした。

ポルトガル人やスペイン人によって東南アジアへ伝えられ、サツマイモに育つのに暖かい東南アジアの気候がピッタリだったことから広く作られるようになりました。

そして、現在では、サツマイモの栽培は世界中に広がり、熱帯〜亜熱帯の大部分から温帯地方にまで及んでいます。

日本に伝わったのはいつ?

【日本に伝わった背景】
サツマイモの伝来したルートは何種類かあると言われていますが、すでに紀元前1000年ごろに南米から海路でポリネシアに伝わったともいわれています。

記録に残っているものによると、16世紀にはインド、そしてマレー、フィリピン、インドネシアヘと伝わり、中国の福建省には1584年に伝えられています。

その後、1600年頃に中国の福建省から日本へやってきました。琉球王国(現在の沖縄県)から始まり、そこから薩摩の船乗りである前田利右衛門(まえだりえもん)によって薩摩地方(現在の鹿児島県)全域に伝えられ、本州へ伝播していったと言われています。

【サツマイモの名前の由来】
サツマイモは薩摩地方に伝えられた当時、「唐芋(からいも)」や「甘藷(かんしょ)」と呼ばれていました。
唐芋は「唐(中国)から伝わった芋」、甘藷は「甘い芋」という意味でその名が付けられていました。

その後、1833年に江戸時代を襲った天保の飢饉の際に、江戸幕府八代将軍の徳川吉宗は救荒作物として西日本で普及していたサツマイモを関東で栽培することを命じました。

その命に従って蘭学者の青木昆陽(あおきこんよう)がサツマイモを日本全国へ普及していきました。

青木昆陽が薩摩地方から唐芋を取り寄せたことで、「薩摩から伝わった芋」として「サツマイモ」と呼ばれるようになりました。
青木昆陽はサツマイモを全国に広めた人物として有名で、「甘藷先生」とも呼ばれていました。

今の埼玉県川越市あたりはサツマイモの産地で、江戸から十三里(じゅうさんり)あったので、ここから来る焼き芋屋のことを「十三里」と呼んでいました。
それにひっかけて、焼き芋屋が「栗(九里)より(四里)うまい十三里(9+4=13)」とふれて売っていたそうです。

【世界の栽培状況】
サツマイモの作付面積は2006年のデータで見ると世界全体で約900万ha、 生産量1億2千4百万tで、ジャガイモの約半分の規模となっています。アジアが全世界生産の9割を占め、特に中国は1億tで世界の81%と群を抜いています。

インドネシア、ベトナム、ナイジェリア、ウガンダ、タンザニア、日本、インドなどが中国に次ぐ主産国です。


サツマイモをつかった名物

今回調べた結果、郷土料理やご当地料理の数は、40種類くらいでした。しかし、まだまだ把握しきれていない料理は数多くあると思います。

【いももち】
蒸したサツマイモ・もち米・きな粉を使ったお餅は、柔らかくて美味しいお餅で広い地域に存在しています。
基本的な作り方は同じですが、中にあんこが入ったものや入っていないものがあります。

地域によって料理名は違うようで、ねったぼ(宮崎県)、からいもねったぽ(鹿児島県)、いももち(和歌山県・徳島県・高知県)などたくさんあります。

【いきなり団子】
鹿児島県のサツマイモを使った郷土料理と言えば、有名なのが「いきなり団子」です。
輪切りにしたサツマイモと餡を生地で包み、蒸して調理することで出来上がる「いきなり団子」は、ホクホクのサツマイモと餡の甘味が相性抜群の伝統ある郷土菓子です。

この「いきなり団子」という名前の由来は、

1.短時間で「いきなり」作れる
2.来客が「いきなり」来ても出せる
3.いきなりな人(=熊本の方言で「大雑把な人」)が作る
4.あらかじめ芋を蒸さずに生で調理することから「生き成り」

など、諸説あります。

【かんころ餅】
世界遺産に登録されている、長崎県五島列島に伝わる伝統的な料理。乾燥したサツマイモともち米から作った保存する餅です。飢饉や戦時中・植物が育ちにくい痩せた土地では、貴重な食糧だったでしょう。

現在ではWEB上で、通販やお土産用としても販売されていました。興味がある方はお試しください。また、この他にも保存に適した「こっぱ餅(熊本県)」などがありました。

まとめ

旅行が好きな方や、歴史マニアの方は、本場でサツマイモ料理の味を味わってみると、何か新しい発見があるかも知れません。旅行になかなか行けない方は、通販や物産品フェアで、ご当地のサツマイモ料理をいただくのも楽しそうです。

自宅で手軽に簡単に料理したい方は、販売されている無添加のカットサツマイモやペーストされたサツマイモ、パウダーなどを利用してもよいかもしれません。

いも姫いも僧では焼きたての美味しさをそのままにお届けできる「冷凍焼き芋」をご用意しております。

焼き芋としてそのまま食べるのはもちろん、焼き芋に衣をつけて天ぷらにしても絶品!プリンやスイーツ作りの材料としても美味しいです。
是非、ご自身でアレンジして、あなた好みの焼き芋の食べ方をを楽しんでみてください。

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